ここでは、DropTalkを使用した時に音声が再生されない問題の、解決方法を紹介します。音声の問題は大きく分けて、デバイスの音声出力設定と、標準ライブラリのコピーの失敗が、原因として考えられます。これらについて、それぞれ説明します。
DropTalkの標準音声再生確認
DropTalkは、標準のライブラリを使って音声再生を行うことができます。これを確認するには、「ライブラリ画面」を開き、適当なシンボルを選択してください。これで音声が再生されれば、問題ありません。
再生されない場合は、以下の手順を確認してください。
デバイスの音声出力設定の確認
お使いのデバイスで、音声のボリュームや出力先が適切に設定されているかどうか、確認します。
1. デバイス本体の横にあるサイレントモードのスイッチがオンになっていないことを確認します(本体にサイレントモードスイッチがあるデバイスの場合)。

2. 画面下から上向きにスワイプしてください。iOSの「コントロールセンター」を表示します。

3. コントロールセンターで消音ボタンがオンになっていないことを確認します(コントロールセンターに消音ボタンが表示されているデバイスの場合)。

4. コントロールセンターでボリュームと出力先が表示されていないときは、左向きにスワイプします。ボリュームと出力先の設定画面が表示されます。

5. 音声のボリュームが適切な大きさになっていること、出力先デバイスが適切に設定されていることを確認してください。

標準ライブラリコピーのやり直し
音声出力の設定が適切であってもDropTalkの音声が再生されない場合、標準ライブラリのコピーに失敗していることが考えられます。このコピーは初回起動時に行われるのですが、途中で終了してしまった場合などに、適切に行われない可能性があります。
この場合、ライブラリを標準状態に戻すことで、再度コピーを行うことができます。DropTalkの設定画面を開き、「ライブラリ」の設定から、「ライブラリを標準状態に戻す」を選択してください。

デバイスのボリュームボタンと音声ボリュームの関係
iPadなどのデバイスには、本体横にボリュームを上げ下げするボタンがあります。このボタンでは、「音量」または「サウンド効果」のボリュームを変更することができます。DropTalkの再生に関係するのは、音量の方です。サウンド効果の大きさとは関係がありません。

DropTalkの再生ボリュームを変更したいときは、「音量」の方を調整してください。
デバイスのボリュームボタンでどちらを変更するかは、iOSの設定画面から「サウンド」を選択して確認してください。