DropTalk 6で作業予定のタスクリストです。バージョン6.0.13の公開を受けて更新します。達成済みの項目を削除してあります。
タスクリスト 2021年10月8日(バージョン6.0.13)
シンボルにおける動画の指定を画像から独立
カテゴリ:機能復活、新機能追加
現在、シンボルは「画像」と「音声」の組み合わせで構成されています。動画に関しては、画像の一種という取り扱いになっています。そのためシンボルに動画を設定すると、そのサムネイルが画像として使われています。
DropTalk 5では、動画を設定した後に画像を設定すると、サムネイルとは別の画像を使うことができました。これはイレギュラーな特別扱いでした。
これを、シンボルを「画像」「音声」に加えて「動画」を別に設定できるようにします。これにより、動画シンボルにサムネイル以外の画像を、明示的に設定できるようになります。
キャンバスリンク画面で新しいキャンバスを作るとき、ルートキャンバスの言語設定を引き継ぐ
カテゴリ:機能改良
DropTalk 6では、キャンバスリンクされるそれぞれのキャンバスで、使用する言語を個別に設定できるようになりました。たとえば、漢字を使用しているキャンバスから、英語を使用しているキャンバスにリンクすることができます。
キャンバスリンク画面で新しいキャンバスを作るとき、今はデフォルトの言語設定を使うようになっています。これですと、たとえば英語のルートキャンバスを作っても、デフォルト設定が漢字の場合、リンクされるキャンバスは漢字で作成されてしまいます。
これを、ルートキャンバスの言語設定を引き継ぐように変更します。
ペアレンタルロック機能の復活
カテゴリ:機能復活、機能改良
DropTalk 5では、ペアレンタルロック機能がありました。使用しているユーザが少ないと判断して、削除しました。
ですが必要だという要望がありましたので、復活させます。いくつかの機能改良を予定しています。
スイッチインタフェースで、リンクジャンプしてから元の画面に戻ったとき、フォーカスの選択位置を保持する
カテゴリ:機能改良
スイッチインタフェース機能を使っているとき、シンボル上をフォーカスが移動します。シンボルにリンクが含まれている場合、次のキャンバスへリンクジャンプすることができます。ジャンプ先から元のキャンバスに戻ってきたとき、以前のフォーカス位置からフォーカス移動を再開するようにします。
スケッチシンボルをコピー/ペーストできるようにする
カテゴリ:バグ修正
DropTalk 6では、シンボルのコピー/ペーストができるようになっています。ですが、スケッチシンボルに対するコピーとペーストができません。これをできるようにします。
キャンバスリンク画面で、追加したキャンバスの名前を変更できるようにする
カテゴリ:機能改良
キャンバスリンク画面で新しいキャンバスを追加すると、0、1、2というように名前がつけられます。これを自由に名前を設定できるようにします。
タイマーが終了したときの挙動を設定可能にする
カテゴリ:機能改良
複数のタイマーを含むタイマーキャンバスで、あるひとつのタイマーが終了したとき、考えられる挙動は以下のようなものがあります。
- そのまま停止する
- 終了画面を表示して停止する
- 終了画面を表示して停止して、一定時間経過後に終了画面を消す
- 終了画面を表示して停止して、一定時間経過後に終了画面を消して、次のタイマーに移動する
- 終了画面を表示して停止して、一定時間経過後に終了画面を消して、次のタイマーに移動して、開始する
どれにすべきかはいつも悩みます。実際に寄せられる要望を見ますと、色々な方が様々な用途で使っていますので、やはり、全部対応します。タイマーが終了した時の挙動を細かく設定できるようにします。
キャンバスが消える問題の調査、およびバックアップの作成
カテゴリ:バグ修正、再現手順確立、機能改良
DropTalk 6にアップデートしたらキャンバスが消えた、という報告をいくつかいただいています。大変致命的な問題と考えています。ですが、こちらで問題が再現できていないので、解決が難航しています。
まず大前提として、DropTalkのソースコードでは、ユーザが操作せずにキャンバスファイルを削除するコードはないです。ないはずです。ではなぜキャンバスが表示されないかというと、キャンバスの表示順序などを管理しているファイルがあります。このファイルが壊れているのではないか? と推測しています。
であれば、キャンバスは表示されないものの、ファイル自体は残っている可能性があります。そこで、バックアップ機能を実装したいと思います。バックアップをとってその中身を確認すれば、不具合を修正し、ファイル表示を復活させる可能性があります。
もう一つ考えられるのは、DropTalkが動作する環境が変わっている場合です。たとえば、Apple IDを変更したり、アプリの版(DropTalkとDropTalk教育法人向け)が変わったりした場合です。この場合でも、バックアップファイルをやりとりして復活できるようにします。
マイクでの録音時間のさらなる延長
カテゴリ:機能改良
マイク機能を使って音声を録音する場合、現在は最長180秒としています。要望がありましたので、これをさらに延長します。無制限としたいと考えています。
無制限の場合、ストレージ容量のチェックや、ヒストグラム情報の管理の対応などが必要になるので、その対応を行います。
また各種トリックプレイ(早送り、巻き戻し、シーク)にも対応したいと思います。
シンボルの名前読み上げのときの問題の対応
カテゴリ:機能改良
音声を設定していないシンボルをタップしたとき、現在はシンボルの名前を読み上げるようになっています。ですが、漢字の名前を設定している場合しか対応していません。
これを、かな、および英語が設定されている場合も対応します。キャンバスの言語設定を尊重して名前を選択するようにします。