日頃よりDropTalkをお使いいただき、ありがとうございます。重要なお知らせがあります。
DropTalk HDおよびDropTalk HD Liteをお使いの方へは、2019年の10月より、DropTalkアプリの統合に向けて移行をお願いしていました。多数のユーザの方にご協力いただき、ありがとうございました。もともとDropTalkアプリの統合は、Apple社の、同じ機能を持つアプリは1つにする、という方針にのっとったものでした。ですが、すでに公開済みのアプリなので、ユーザの移行を伴い、様々な問題がありました。いちばん大きな問題は、教育機関への対応でした。
教育機関では、多数のiOSデバイスを導入するため、それぞれにApple IDを割り当てて、アプリを1つずつ購入するというのは事実上不可能です。そこで、Apple School Manager (ASM)という仕組みを利用します。これを使うと、アプリの購入や管理を一括して、1つのApple IDで行うことができます。教育機関では、このASMを使うのが標準的となっています。
ですが現時点のASMでは、アプリ内課金の購入ができない、という制限があります。DropTalkは、いままでは有料アプリでしたが、昨年の移行にともなって無料+アプリ内課金の形態に変更しました。そのため、ASMでの購入ができなくなってしまいました。そのために多くの教育機関から、DropTalkの導入ができない、という問い合わせをいただきました。DropTalkは特別支援学校など、多くの教育機関で使われているアプリです。そこでApple社と協議を重ねて、DropTalk統合の方針を変更することとなりました。
「DropTalk HD」は「DropTalk教育法人向け」と名称が変わります。そして有料アプリとして存続することになりました。いままでは移行の上アプリは削除するという方針でしたが、これを撤回します。今後もアップデートが続けられます。教育機関の方は、こちらをご購入ください。
教育法人向け、という名称ですが、特に今までと変わりありません。機能はDropTalk HDとまったく同じです。過去にDropTalk HDを購入した一般の方も、アップデートして利用し続けることができます。新規に購入することもできます。
「DropTalk HD Lite」をお使いの方は、これまで通り移行をお願いします。Liteは、DropTalkの機能を体験したい方に向けた、無料の機能制限版という位置付けでした。この役割はDropTalkの無料試用期間に引き継がれます。DropTalk HD Liteは、2020年7月中にApp Storeから削除する予定です。お使いの方は、DropTalkへの移行をお願いします。
ややこしくなってしまいましたが、まとめるとこんな感じです。下の図を参考にしてください。
既存のユーザの方には、ほんとに、ご迷惑ばかりかけておりますが、よろしくお願いします。