DropTalk2019夏ツアー:千葉

うちの会社の最寄駅は地下鉄丸の内線本郷三丁目駅なのですが、そこから東京駅に行き、JRの京葉線に乗り換えます。この乗り換え、東京近郊にお住まいの方ならお分かりと思いますが、ホームが遠い! 京葉線のホームだけやたらと離れたところにあるんですよ。ディズニーランドに行く時はウキウキで乗り換えるのですが、この日みたいに暑い日はひたすら遠いぜ。京葉線を千葉市の稲毛海岸までいきます。そこから斎藤先生に車でお迎えいただき、千葉市立高浜中学校に着きました。

いままでのDropTalk講習会は特別支援学校や養護学校で行っていたのですが、この高浜中学校は通常高です。というのも、今回の講習会を主催していただいた斎藤先生は、通級の指導員なのです。初めてのケースです。ですので参加者も、先生や指導員に加えて、保護者の方、そしてLDの障害のある高校生の子にも来ていただきました。これも初めて。

図書室でやりました

開発者としては、実際のユーザに直接感想を聞けるまたとない機会になりました。この子は積極的に講習に参加してくれて、質問もしてくれました。質問、大事です。さらに、こういう機能があったら私は嬉しい、という具体的な提案もいただきました。ありがとう! そういうのがいちばん嬉しいです。次のバージョンで、それ実装します。

重度の肢体不自由の子とそのお母さんにも参加していただきました。このお母さんも熱心に質問していただいので、スイッチを使ったDropTalkの操作方法などを説明しました。ただ正直なところ、いまのDropTalkをその子が使えるかというと、難しいかなと感じました。開発者として忸怩たる思いです。

私たちは、教育者でも支援者でもないので、直接障害を持った子供たちを支えることはないです。でも技術を持った開発者として、まだまだやれることがあるはずです。この子たちの支援につながるために、というかユーザとして使ったもらうために、もっと開発を続けなくてはいけない、との思いが強くなりました。

昼休みには、学校の近くの市場に連れて行っていただきました。海鮮が美味し!

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