お待たせしました! DropTalk 3をリリースしました。App Storeから購入可能です。すでに前のバージョンのDropTalkを購入されている方は、無償でバージョンアップ可能です。
ただし、本日は「DropTalk」アプリのみの先行リリースになります。他にも「DropTalk HD」「DropTalk HD Free」がありますが、これらのユーザの方はもう少しだけお待ちください。現在Appleによる審査中です。
新規に購入される方へ、どれを買えばいいのか
現在App Storeでは、「DropTalk」「DropTalk HD」「DropTalk HD Free」という3つのアプリがあります。前のバージョンまでは、DropTalkはiPhoneおよびiPod touch用、DropTalk HDとDropTalk HD FreeはiPad用でした。
DropTalk 3からは、すべてのアプリがiPhoneでもiPod touchでもiPadでも使えるようになります。いわゆるユニバーサルアプリになります。
ですので、新規に購入される方は、DropTalkでもDropTalk HDでもどちらでも選ぶことができます。この2つは同じものになります。とりあえず機能を試したい方には、無料版のDropTalk HD Freeがオススメです。制限付きですが機能を確認することができます。
既存のユーザの方も、ユニバーサルアプリになりましたので、DropTalkをiPadで使ったり、逆にDropTalk HDをiPhoneで使う、ということができるようになります。
DropTalk 3の新機能
DropTalk 3は、ユーザインタフェースの見直し、ソースコードの刷新を含む、大幅なバージョンアップを行いました。
- ユニバーサルアプリとなりました。iPhone、iPad、iPod touchで使うことができます。
- キャンバスの選択画面が階層化されました。フォルダを使ってキャンバスを管理できるようになりました。
- キャンバスをAir Drop、メール、メッセージで共有できるようになりました。
- iCloud Driveに対応しました。キャンバスおよびシンボルを複数デバイスで同期できるようになりました。
- シンボルの階層管理が強化されました。3階層以上に階層を増やすことができるようになりました。
- コミュニケーションキャンバスの行と列を自由に追加/削除できるようになりました。
- コミュニケーションキャンバスで、横画面のとき文章を縦に表示できるようになりました。
- スケジュールキャンバスにタイマー機能が追加されました。
- スケジュールキャンバスでチェック済み項目を隠すことができるようになりました。
- スケジュールの高さを選択できるようになりました。
- スクロールのバウンスを切ることができるようになりました。
- シンボルの読み上げをタッチダウンでできるようになりました。
- シンボル名の言語をキャンバスごとに設定できるようになりました。
- スイッチインタフェースに対応しました。
- MFiコントローラで操作できるようになりました。
- キャンバスの印刷機能が追加されました。
- ログ機能が追加されました。
それぞれの機能の詳しい解説は、マニュアルページを参照してください。
DropTalk 2からのデータ変換
DropTalk 3では、大幅なバージョンアップの一環として、各種データフォーマットを変更しました。これにともない、DropTalk 2をお使いの方は、初回起動時にデータの変換作業が発生します。
データ変換についてはテストを重ねましたが、万が一何らかの問題が発生した場合はサポートを行います。こちらの「DropTalk 2からアップデートする際のサポート情報」を参照してください。
Dropboxへの対応について
DropTalk 3では、キャンバスおよびシンボルデータを同期するために、各種クラウドサービスに対応しています。DropTalk 3ベータでは、ここにDropboxが含まれていました。
ですが、DropTalk 3の正式版を公開するにあたりDropbox社に登録を行おうとしたところ、拒否されてしまいました。理由は、Dropbox社の規定では、サービスを利用するアプリの名前が「Drop」で始まってはいけないことになっており、これにDropTalkが抵触したためです。
この返答を受けて協議を重ねた結果、DropTalk 3ではDropboxに対応しないこととしました。理由は、長年使われて親しまれている「DropTalk」の名前を変えるわけにはいかないこと、DropTalkおよびその発端となったDropletプロジェクトは、Dropboxが登場するよりずっと前から活動していること、などです。
Dropboxを活用することを期待していたユーザの方には申し訳ありません。今後は、GoogleドライブやOneDriveなど、対応するクラウドサービスを増やしていきます。